監修:社会福祉士 福島慎吾

20歳になると支給される障害基礎年金や、いくつかの社会手当があります。社会手当には、以下に紹介する法律で定められているもののほか、自治体が独自に実施しているものもあります。所得が一定の額を超えた場合には、手当は支給されません。

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障害基礎年金

20歳以上の方で、支給要件を満たす方に支給されます

国民年金に加入しているあいだ、または20歳前に初診日のある病気などによって、障害の状態になったときは、障害の程度によって障害基礎年金受給が支給されます。年金額は、障害の程度(等級)と子の有無によって異なります。

支給額(子の加算は含まず、2017年4月から)は、1級の場合974,125円、2級の場合779,300円です。給付額は、物価変動率によって改定されますのでご注意ください。年金の等級と身体障害者手帳の等級は異なります。

20歳前に障害があると認定された方の障害基礎年金については、本人が保険料を納付していないことから、所得制限が設けられており、その額は世帯人数によって異なります。例えば1人世帯(扶養親族なし)については、所得額が3,604,000円を超えるときに年金額の2分の1が支給停止となり、4,621,000円を超えるときは全額支給停止となります。

申請には、年金請求書、住民票、診断書、受診状況等証明書、病歴・就労状況等申立書、銀行口座を確認できる書類などが必要です。

厚生年金に加入しているあいだに初診日のある病気などによって、障害の状態になったときは、障害基礎年金に上乗せして障害厚生年金も支給されます。

詳しくは、お住まいの市町村の相談窓口(主として保険年金部門)、日本年金機構の各年金事務所にお問い合わせください。

障害児福祉手当

20歳未満の常時の介護を必要とする方に支給されます

重度な障害のために日常生活において常時の介護を必要とする、身体障害者手帳の1級ないし2級の一部程度の方で、20歳未満の方に支給されます。

支給額(2017年4月から)は、ひと月あたり14,580円です。物価変動率によって改定されますのでご注意ください。
原則として毎年2月、5月、8月、11月に、それぞれの前月分までが支給されます。
受給者とその配偶者、扶養義務者の前年の所得が一定の額以上であるときは手当は支給されません。

申請には、申請書、診断書、銀行口座を確認できる書類などが必要です。
詳しくは、お住まいの市町村の相談窓口(主として障害福祉部門)にお問い合わせください。

特別障害者手当

20歳以上の常時特別な介護を必要とする方に支給されます

著しく重度な障害のために日常生活において常時特別な介護を必要とする、20歳以上の方に支給されます。

支給額(2017年4月から)は、ひと月あたり26,810円です。物価変動率によって改定されますのでご注意ください。
原則として毎年2月、5月、8月、11月に、それぞれの前月分までが支給されます。
受給者とその配偶者、扶養義務者の前年の所得が一定の額以上であるときは手当は支給されません。

申請には、申請書、診断書、銀行口座を確認できる書類などが必要です。
詳しくは、お住まいの市町村の相談窓口(主として障害福祉部門)にお問い合わせください。

特別児童扶養手当

20歳未満の障害のある方を育てている保護者に支給されます

身体障害者手帳1級から3級程度の障害のある20歳未満の方を育てている保護者に支給されます。

支給額(2017年4月から)は、ひと月あたり1級:51,450円、2級:34,270円です。物価変動率によって改定されますのでご注意ください。
原則として毎年4月、8月、12月に、それぞれの前月分までが支給されます。
受給者とその配偶者、扶養義務者の前年の所得が一定の額以上であるときは手当は支給されません。

申請には、申請書、診断書、銀行口座を確認できる書類などが必要です。
詳しくは、お住まいの市町村の相談窓口(主として障害福祉部門)にお問い合わせください。

SPI-JPN-0134