- 症状があらわれ始める年齢によって、SMAの症状は異なっており、大きく4つに分けられます。
- 症状は患者さんひとりひとりで異なっていますが、下記のような症状がみられたら「もしかしてSMA?」と疑ってみてください。
- Ⅲ型やⅣ型のSMA患者さんの場合は、いままでできていた運動機能(立つ、歩くなど)が徐々にできなくなることで気づくことがあります。
発症の時期によってSMAは症状が異なります1。
発症の時期によってSMAは症状が異なります1。

・ | 首がすわりにくい |
・ | 咳が弱い |
・ | 泣き声が弱い |
・ | 食べものを噛んだり飲みこんだりする筋肉の力が弱くなってくる |
・ | 筋力が弱くなってくる |
・ | 横になっているときに「カエルの足」のような姿勢をとる |
・ | 身体の両側ともに、重い筋力低下がある |
・ | 呼吸に用いる筋肉( 肋間筋 )の力が弱くなってくる(シーソー呼吸など) |
・ | 座った姿勢で背中が丸い |
・ | まれに飲み込みや咳、呼吸に障害がおこることがある |
・ | 手の指がふるえる |
・ | 筋肉痛や関節の動きの制限がおこる |
・ | 脊柱側弯症 (背骨の弯曲)などがおこり、装具や手術が必要となる場合が多い |
・ | 転びやすい |
・ | 一般に、腕よりも脚の筋肉の方が、強く影響を うける |
・ | 筋肉痛 |
・ | 関節が硬く動きにくくなる、一部の関節を使い 過ぎる |
・ | 手の指がふるえる |
・ | 脊柱側弯症(背骨の弯曲)がおこることもある |
・ | 症状は、若年発症型SMAと似ている。 成人期に、筋力低下やふるえ、筋肉のひきつりや痛みが徐々にあらわれはじめる |
1「脊髄性筋萎縮症SMAってどんな病気?」より (東京女子医科大学 齋藤加代子先生監修、バイオジェン・ジャパン作成)
Biogen-31178