分身ロボットOriHime体験者からのメッセージ


「遠くへ旅行に行くことは無理だと思っていた」、「将来どうしよう、できることはあるのだろうか」。そんなあきらめや不安が、一変しました。分身ロボットOriHimeを使えば、旅先でまるでそこにいるかのように現地の人と触れ合えた……。最もできない仕事と思っていた接客業が、OriHimeを通じて自宅からできた……。今では、「世界中どこでも行けるのではないか」、「何でもできるかも」、そんな希望に変わりました。そんな一歩を踏み出したばかりの「ふみさん」、「寧音さん」の体験をご紹介します。

OriHimeパイロット プロフィール



ふみさん

SMAⅡ型のため、幼い頃から「自由に動かせる分身があったらなぁ」と思っていました。OriHimeで働いて多くの方とお会いしお話ししたことで、大学院で学んだことを社会にお返しできる仕事がしたいという気持ちが強くなり、統計学やプログラミングを使って働く方法を探しています。

OriHimeパイロット プロフィール



寧音(ねね)さん

SMAⅠ型のため寝たきりです。現在、福岡県の特別支援学校に通っている高校三年生です。2019年の分身ロボットカフェで働く経験を通じて、大学に進学し福祉の勉強をしたいと考えるようになりました。現在OriHimeで通学できる大学を探しています。